庭に出たは
ぐるりと周囲を見渡してみる。


すると、見つけた先に
いつも自分が使っている物干し竿。


そこには誰のものか、
洗濯物が干されていた。



「あれ…？誰のだろう？」



昼前、自分が干したものを取り込んだときには
確か無かったはず。



「もうすぐ夜になっちゃうよね。
どうしよう…」



暗くなってから取り込むのは大変だし、
夜露にでも濡れたら
干した意味がなくなってしまう。







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